今記事は、私も大好きなレディコミ界の野沢雅子大ベテラン井出智香恵先生が、テレビ朝日・サタデーステーション内の「ロマンス詐欺特集」に出演されていた件について書きたいと思います!
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井出智香恵先生のサタデーステーション出演について
サタデーステーション・井出智香恵先生が被害に遭った「ロマンス詐欺」とは
▼有名漫画家も陥った「ロマンス詐欺」
京都在住の井出智香恵さん。女性誌を中心にいくつもの連載をもつ漫画家です。4年前から去年6月まで続いた被害のきっかけはSNSに届いたメッセージでした。
漫画家 井出智香恵さん(74)
「いろいろガタガタ言ってくるんです。『君の源氏物語の話を聞いて見たと。面白い』と。」相手は“ハリウッドの大物俳優”を名乗る男・マーク。最初は無視していた井出さんも、あまりにしつこいメッセージにこう返しました。
漫画家 井出智香恵さん(74)
「あなたが本当のマークだったら出て来いと言ったんです。声だけでなくてね。そしたらぱっと出てきたんです“ビデオ通話”です。口も動いてました。『アイラブユー』ばかり言ってた気がしますけど。」映っていたのはハリウッド俳優本人の姿にみえたそうです。
実はこのビデオ通話は、最新の技術を悪用したものだった可能性があります。取材に訪れたのは、都内のAIソフトメーカー。
EmbodyMe 吉田一星社長
「こんにちは私の名前はベーブルースです。このように表情を動かすとこういう風に動かすことができます。」パソコンのカメラで映した顔の動きをAIが読み取り、まるでベーブルース本人が話しているかのような映像にできるのです。こうした技術は日々進化していて、この会社では悪用を防ぐ取り組みも進めています。
EmbodyMe 吉田一星社長
「悪い使われ方をしたらこちら側で把握できる体制です。将来的には利用者側も注意する必要があると思います。」この“ビデオ通話”からマークを本物だと信じるようになった井出さん。
漫画家 井出智香恵さん(74)
「毎日、結婚しよう結婚しようって。もう男はいらないと思っていたんですけどね。なんか最後に神様がプレゼントしたのかなと感じた。」金の要求が始まったのは、半年がたった頃。「妻と離婚調停中で口座を差し押さえられたため金を貸してほしい」という内容でした。
漫画家 井出智香恵さん(74)
「(貸した金は)2018年では全部で800~900万円くらいあったんです。それは全部返ってこなくて。」手口はさらに大胆になっていきます。
▼“マークの友人”が持ってきた「黒いお札」
漫画家 井出智香恵さん(74)
「『僕が金を持って行かせるから、その中からとってくれ』と。黒いお金を持ってきたのでものすごくびっくりしました。」マークの代わりに友人が返金しに自宅を訪れたといいますが、持ってきたバッグには“黒い紙”が詰まっていました。
男はまず、持参した油のような液体を洗面器に注ぎ、そこに黒いお札を入れると、なんと100ドル札に変わったといいます。井出さんが外貨両替所に相談したところ、このドル札は本物で、日本円に両替できたそうです。漫画家 井出智香恵さん(74)
「たぶん偽物のたくさんのお札の上に本物のやつを染めて置いてあったんだと思うんです、今思えばね。『油が少ししかないだろう?』と。今度は『オイルを持ってくるから金よこせ』と言うんです。」今度は黒い塗料を落とすのに必要な油の代金、輸送費などと金銭の要求をエスカレートさせていったのです。
漫画家 井出智香恵さん(74)
「考えてみたら、騙されたのは80%以上コロナが原因ですね。例えば輸送費もコロナだから非常に高くなったとか、付加価値税とかね。もう一つはやっぱり家族に話すことが出来なかったということです。」そんな中、マークが来日するという知らせが…
漫画家 井出智香恵さん(74)
「あったあったこれです。(マークのために)寝間着も買ったし。LL型かな、大きいの買ったんです。」ところが、コロナによる渡航制限などを理由にマーク本人が会いに来ることはありませんでした。
井出さんが詐欺を確信したのは去年6月。
被害総額はなんと7500万円にのぼり、知人などへの借金も5000万円抱えています。被害のうち警察に受理されたのは150万円だったといい、現在、自力で犯人を捜しています。漫画家 井出智香恵さん(74)
「もちろん借金も少しづつ返していく。それより何よりも本当にこんな犯罪が現にあるんです。私が味わったことを全部漫画に描いて、皆さんに教えて、皆さんに警鐘を与えていきたいんです。それが生きがいですね。」
yahooニュースより引用
井出智香恵先生出演、サタデーステーション「ロマンス詐欺」特集の感想
まず、印象として、
74歳にしては若々しい!
という感想を持ちました。
先生の漫画を読まれるのは、おそらく40~50代の女性が主でしょうか。
大体が夫婦不和の話が多いですが、中にはスマホ中毒やネット中毒など、
現代の問題にフォーカスした作品も発表されていらっしゃるので、
世間の70代と比較しても、気持ちが若いという印象を受けました。
70代となると、高齢者と言っても差し支えない年齢であるとは存じますが、
高齢者が詐欺に遭うイメージといえば、「オレオレ詐欺」のような、
若い人からすれば「なんでそんなもんに引っかかるんだよ!」的な詐欺。
しかし、見た目も気持ちも若々しく現役バリバリで漫画を書かれている井出智香恵先生に関しては、
逆に変にSNSも使いこなし、自分に自信を持っておられたため、
今回のような被害に遭われてしまったのではないかと思います。
私もTwitterなどで変なメッセージが多く来ますが、
詐欺が多様化していて、本当に「自分はでぇじょうぶだ」と思っていても、
詐欺に引っかかる時代だと思います。
詐欺被害に遭われた話を地上波TVに出演し、詐欺に引っかからないための啓蒙をされた
井出智香恵先生は、さすがレディコミ界の巨匠だけあって、非常に立派だと思います。
ただ、自分の親がロマンス詐欺に引っかかったら嫌だなぁ…とおもったり。。。
井出智香恵先生の電子書籍読み放題サービスで読めるオススメ漫画!
新女監察医
『解剖室の天使』と呼ばれる美貌の敏腕女監察医・上条明日香。
運び込まれる数々の変死体や惨殺死体を検案・解剖して、死体の声なき声を聞き事件の真実を探り出す――。
<殺人と事故>
監察医局部長・吾川と別居中の妻の弟・村上。
義兄・吾川を憎む彼がトラブルに巻き込まれ、傷害致死の容疑をかけられて…!?
アマゾンより引用
監察医版科捜研の女のような話です。
原作付きなので、レディコミ色は薄めですが、普通におもしろいです。
ドラマ化しても行けそう(したんでしたっけ?)
羅刹の家
羅刹の家 第1部第1巻(生魚をかじる大姑) 318ページ
この作品は日本における嫁姑漫画のバイブルです。羅刹の家の登場によって女性漫画
いわゆるLCの世界も大きく変わりました。この直前まで日本の漫画界にあったのはお
涙ちょうだいの少女漫画のみ。大人の女性ための漫 画誌はほとんどありませんでした。
少女漫画で育った人たちが大人になって読む漫画がやっと選挙権を得た時代でした。週刊誌で連載することになった時、私は担当編集者に聞きました。今週刊誌で一番受
けている記事は何ですか?「もちろん日本社会の永遠のテーマ嫁姑戦争ですよ」なるほど、それでは次の連載は嫁姑しかない。これまでは嫁姑問題はコミカルな漫画
で平凡に描かれたことはあっても、本格的なシリアス物は皆無だった。面白いやってみたい。それも中途半端はダメ。思いきり人の喜怒哀楽を激しく表現し
てエンターティナーに徹して女の怨念ん戦いを描いてみよう。この漫画は大ヒットして、第1部は約1600ページ、第2部は2600ページも続
きました。日本のLCはもちろんですが、私の人生の中でもすべてを変えてくれた愛すべき作品です。何度も再録されてTVにもなりました。私は読者の悩み事を引き受ける嫁姑問題のプロになり、読者との距離も近くなりまし
た。けれど私はあえて言いたい。これは「人の心に宿る羅刹が愛の力で菩薩に代わっ
ていく、、究極の愛の復活の物語であると」。「愛と感動のおとなの女性のための本音の話」。これが私のLCすべての作品に共通す
るテーマです。
読み始めたら絶対にやめられない面白さです。ぜひ楽しんでくださいませ。――――――――――――――――――――――――――――――――――
ごく平凡なOLだった杳子(ようこ)は愛する貴志と結婚、都内にある豪邸で暮らすこ
とになるがそこには怨念にとらわれた姑がいて、すさまじい嫁姑戦争が起こ
る、、、。
アマゾンより引用
アマゾンの概要を引用しましたが、その名の通り嫁姑漫画のバイブル的存在です。
ドラマ化もされています。
今のレディコミ誌における嫁姑不和の話って、この漫画がなければ主流となりえなかったってコト!?
源氏物語
井出智香恵先生が贈る、極上の平安絵巻! あの源氏物語が、美麗な絵で蘇る。
始まりは、「桐壺」の章。帝の寵愛を受けた桐壺は、しかし、周囲の嫉妬と様々な嫌がらせの中、病に倒れる。
その忘れ形見が絶世の美少年――光源氏!
アマゾンより引用
先生を騙したマークの野郎が読んだとかほざいていた漫画。
源氏物語ですが、あさきゆめみしとは違う世界観を醸し出しています。
その他レディコミ誌に多数掲載
女たちのサスペンス
波瀾万丈の女たち
サンゲキコミック
のように、レディコミ雑誌に先生の漫画は多数掲載されています。
過去作が収録されていたりもしますが、先生がマークの野郎とやりとりをしていた期間
の作品、つまり新し目の作品が読みたければ、レディコミ誌を漁るのがおすすめです(特にサンゲキコミックは新し目作品が多い印象)。
井出智香恵先生のサタデーステーション出演について・まとめ
・井出智香恵先生は若々しい
・「ロマンス詐欺」だけでなく、詐欺が巧妙化しすぎていて我々も十分引っかかる可能性がある
・やっぱ借金はしちゃダメ
・井出智香恵先生は見た目も気持ちも若々しかったのが「ロマンス詐欺」に対して仇となった
・井出智香恵先生の漫画、面白いからぜひ読んでみてください!
以上でした!