今記事では六畳間さんの「パワハラで”うつ”になりました」（comic RiSky）のあらすじ・ネタバレ・感想を、普段からレディコミ作品を漫画読み放題サブスクで読みまくっている独身のおじさんがお届けします！
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「パワハラで”うつ”になりました」あらすじ・ネタバレ・感想
中身は４本のオムニバス。
その中の表題である「パワハラで”うつ”になりました」のネタバレと感想になります。
あらすじ
とある病院にヘルパーとして採用された女性。
しかし、その病院ではヘルパーは看護師の召使いとして扱われ、看護師の機嫌を損ねれば無視されてしまうなど、看護師に気に入られるために自分を卑下して仕えるヘルパーの集まりの職場であった。
ある日ヘルパー長から「師長があんたの髪の毛気に入らないって言ってるから切ってこい」と言われるも、それを拒否。
そのことから、ヘルパー仲間に完全に無視されることになってしまった。
結局プライドを捨てて髪を切ったが、今度は身体に異変が。
ほとんど眠れなくなり食欲も沸かず、悲しくなくても涙が溢れるようになった。
心療内科でうつ病と診断されるものの、仕事は続けることを選択。だがその病院の異常さがまざまざと見えてくることに…。
とにかく看護師長がすべてを掌握し、悪の元凶であるということ。
師長がなぜやりたい放題できているかと言うと、院長とは不倫関係というのが理由。女性ヘルパーはいじめ、男性看護師には逆セクハラという傍若無人っぷり。
そして最後には師長のさらなる秘密の関係を目撃してしまい、病院全体でのイジメに発展。
「もう無理！」となり、母に病院に連れて行かれ、パニック障害と重度のうつ病と診断され、４ヶ月もの入院治療をすることとなってしまった。
それから２年経過し、徐々に身体は回復。外出もできる状態へとなった。
一方看護師長の最後は…。
感想
パワハラ→傍若無人な上司（看護師）→うつ→回復期、といった、ブラック職場からうつになった漫画の見本のような話。
「「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由 」という本でもありましたが、異常な職場であれば精神状態がマトモな状態でなくなるため、辞めることが最適解にも関わらず、精神を壊すまで仕事を続けてしまうという例が非常に多いんですよね。
正直そんな病院なんか存在するわけがない…と思いたいものですが、日本のどこかにはあるかもしれませんよね…。
ちなみにネタバレですが、主人公は最後ある程度回復しますので、完全なバッドエンド話ではありません。
なお、主人公が見た師長の秘密の関係と、師長が最後どうなったのかは、ぜひこの本を手に取って確認して下さい！
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「パワハラで”うつ”になりました」のまとめ・電子書籍漫画読み放題サブスクにて無料で読む方法
絵はそんなに上手くはありませんが、スッキリしていて読みやすかったと思います。
現実でこの作品のような職場が駆逐されることを願うばかりです…。
今日も良いレディコミ作品をありがとうございました！
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