今記事ドロドロレディコミの神様・小野拓実先生の「底辺からの脱出！？」(ストーリーな女たち) のネタバレ感想についてです。
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小野拓実「底辺からの脱出！？」のあらすじ・ネタバレ感想
「底辺からの脱出！？」のあらすじ
高層マンションで巻き起こる主婦たちの格差バトル!!
「中流」のつもりでいた主婦・真弓は「3階の三井さん」と呼ばれ、自分が下流扱いされていることを知る。
ママ友たちのリーダーは「42階の白川さん」。
白川や取り巻きとの主婦たちと高いランチ代、洋服代が必要でキューキューになっている真弓を夫はとがめるが──？
恐ろしいママカーストの悲劇を描くオリジナル!!
※この作品は『ストーリーな女たち ブラック Vol.5』に収録されています。重複購入にご注意ください。
amazonより引用
「底辺からの脱出！？」のネタバレ・感想
「我が家が貧乏だなんて思ったことはなかったわ。そう信じて疑わなかった。このメンバーと知り合うまでは」という出だし。
あるタワマンに住む主婦。
同じタワマンに住むママ友同士では、そのタワマンに住んでいる階数が戦闘力となっており、
主人公の主婦は３階に居住。
４２階居住・３５階居住のママ友たちに
「戦闘力たったの３か。ゴミめ…」
という扱いをいつも受けていて、卑屈になっていました。
「めんどくせえママ友との高いランチなんて断ればいいんじゃね？」という夫に
「下の者が上の誘いを断るなんてできない！」
と、フリーザにいいように扱われていたザーボンさんのようです。
そもそも「タワマンに住みたい！」と主張したのがその主婦。
貧困家庭で育ったため、一発逆転を狙い金のある男と頑張って結婚。
そういう女実際にいるんでしょうか…っているんですよね。。きっと。。
ある日、戦闘力３５と４２のママ友のことを、同じ戦闘力３のママ友に愚痴。
「高層階って大年増のおばさんにはキツそー」
と漏らし、当然のごとくそれを本人たちに聞かれます。
しかもその戦闘力３のママ友も４１歳だったため、３人から疎まれてしまうことになってしまいました。
それを謝るために、戦闘力３のママ友を自宅に招き入れる。
そして話の流れから…
「家族３人で１LDKって…我が家ですら３LDKなのに同じ”低階層”だからって同じくくりは不愉快だわ…」
と更に怒りを買ってしまいます。
うーん。めんどくさい世界…
そこから、夫の収入低下により、夫婦仲は険悪に。
「お願いだからもっと稼いでよーーー！！」
と夫に懇願。
レディコミを読んでいると「本当にこんな女ばっかなのか…？」と不安になり、結婚なんぞしたくなくなりますね。はい。
その夫は家庭教師のバイトを始め、それからは子供も幼稚園でいい友達ができ、他の若いママ友もできて、生活は安定。
その後、戦闘力４２の主婦が浮気のため身一つで追い出されたことと聞き、「いい気味！」と笑います。
ただ、その戦闘力４２にお相手は
その主人公主婦の夫だったのでした！
実は夫の家庭教師バイトというのは、
戦闘力４２主婦の性のお相手をすることで３万円をもらっていたのでした。
夫はその後、出ていきましたとさ。
めでたしめでたし。
終。
こうやって主人公主婦はだいたい最後不幸になるのです。
結局浮気エンド。
バッド・エンド。
これが小野拓実先生だ！！！
「底辺からの脱出！？」のまとめ
いつも通り救いのない結末でした。
浮気エンドはレディコミの醍醐味です！
以上でした！